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さいたま市住医やたべのリフォーム工事日誌

コロニアル屋根、塗装をしたらこうなった

埼玉県さいたま市緑区で雨漏りさせない屋根と外壁のリフォーム工事に取り組んでいる住医やたべです。


今回、コロニアル屋根の塗装工事で大変なこと が起きてしまいました。




原因





話は4年前にさかのぼります。

お客様から、雨漏りのご相談がありました。

コロニアル屋根の雨漏りです。

お伺いし、お話を伺うと、最近、外壁とコロニアル屋根の塗装のリフォーム工事をしました。

先日の雨で、雨漏りがしたので、心配なので、点検してくださいとのこと。

はしごをかけ、コロニアル屋根に上ると、とってもきれいです。

そりゃそうです。

塗装工事をしたばかりなのですから。

こんな状態です。

ヒビコロ塗装


しかし、よく見ると、コロニアルがヒビだらけです。

 (正式には、この屋根材は、フルベスト20という、松下電工時代の製品ですが、通称コロニアルともよばれています)


DSC00310.jpg



赤い矢印の部分です。

下の写真の矢印部分もひび割れです。


ひびDSC00317
ひびDSC00313


ひび割れた状態のまま、なぜ、コロニアルを塗装したのでしょう。

まさか、塗装でひび割れが直ると思ったのでしょうか。

塗装をしたことにより、雨漏りさせてしまったのです。

ころヒビ雨漏り



赤い矢印は、ひび割れですが、ヒビは埋まっていません。

その代わり、黒い矢印部分のコロニアルの継手の部分、青い矢印部分が、塗料でふさがれています。

継手の隙間の雨水は、どこに行くのでしょう。

別の現場の塗装をしたコロニアルを剥がした写真です。

はがしたコロ


雨水のシミが分かりますか?

横の直線の上に、泥の付いた汚れた部分が、雨水が浸み込んだ跡です。

白くて、丸いのは、コロニアルを固定している釘です。

雨漏りするのは当たり前です。


雨漏り釘穴


屋根の下、天井の写真です。

釘の部分のサビ、雨漏りの後が見えます。

こんなに雨漏りしたのです。

雨漏りすると、屋根の下はこんな状態になります。


野地ふにゃ


たわんで見えるのは、野地板という、コロニアルを固定している、12㎜の合板です。

これでは、釘も聞いていないでしょう。

白くかびているのは、軒先部分です。

左下の角材の下は、天井ですが、ここにも雨漏りのシミが残っています。

自宅の屋根がこんな状態だったら、どうですか。

べニア傷みDSC00286


左隅の黒い部分は、隅木という、屋根の構造材です。

かなり湿っています。

雨漏りに気づいてよかったようです。

このまま、気づかず、ほおっておいたら、隅木まで腐食し、大事になるところでした。

どうすればいいか。

まず、雨漏りを止めます。

この、コロニアルの上から、新規に、屋根材をかぶせてしまいます。

問題は、屋根材の重量です。

そこで、金属瓦を選択しました。

金属瓦の中でも、耐久性に優れた、ガルバリュウム鋼板に、天然石を吹き付けた、

石付金属瓦、セネターで、葺きあげました。

ただ、写真のように、野地板が傷んでいたので、コロニアルの上から、

12㎜合板を、補強のために貼り付けました。



野地DSC01281


赤い矢印の部分は、下地の垂木を探すために、キリで穴をあけて確認した穴を、コーキングで塞いだ跡です。

赤い線は、下地のタルキの部分を印したラインです。

釘は、タルキまで届く長さ、65㎜の釘を使用しています。

釘DSC01280


焼き入れ釘という、コロニアルも貫通する、特殊な硬い釘で、固定しています。

野地板を張り上げたら、防水紙を敷き込みます。


コロコンパネ


特に傷みやすい、下り棟、棟の部分は、二重に重ねて、補強しておきます。


ルーフィングDSC01286


矢印部分は、2枚重ねがしてあります。

今回、天井裏の湿気を取るために、棟換気と、軒天換気口を付けるのですが、

その時の写真を撮り忘れたので、別の写真で載せておきます。


穴DSC01278


屋根のテッペン、棟の部分に、隙間をあけ、天井の熱い空気、湿気のある空気を逃がす穴です。

工事中は、防水紙はかぶせたままにして、棟を取り付けるときに、防水紙を切り取り、開口します。

先に穴を開けたままにしておくと、雨漏りの恐れもありますので、念のためです。

あとは、いつものように、雨漏りさせないように、石付金属瓦 セネターを張り付けて、雨漏り防止は完了いです。

これから、軒天換気口を取り付けます。

軒下の部分に、ステンレスの換気口の大きさに穴をあけ、取り付けて、完成です。

これで、天井裏の湿気も換気され、元の状態に戻ると思います。



ところがです。

ここで、恐ろしいことが起きてしまったのです。

数年前の大雪の影響だと思います。

普通だと、雨樋が変形したり、破損したりするのですが、石付屋根材のおかげで

、雨樋は無事だったのですが、もっとひどい状態になってしまったのです。

破風板という、雨樋を取り付けてある部分が、はがれたしまったのです。

破風板を固定していた釘が、雨漏りの時の湿気で腐食し、雪の重みで、破風板が取れてしまったのです。

長年、この仕事をしていますが、初めての経験です。

こんな状態です。





これは軒天の内部からの写真です。

黒い矢印は破風板の内側です。


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  1. 2015/11/08(日) 05:45:34|
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